トレードの上達には「見送ること」も大切。迷った時点で負け。
やまだです^^
今回の記事では、
- 2019年5月3日のGBPJPYの相場解説
- トレードを見送ることの大切さ
以上2つを合わせて紹介します。
2019年5月3日 17:45のGBPJPY
上記チャートは2019年5月3日17:45時点のGBPJPYです。
テクニカル的には4時間足でダウ第六法則を完成し、下方向に陰線が一本立つのがイメージできる環境です。
この日は17:30にGBPの指標がありました。
従って指標で価格がどう動くか?を見届けてからがトレードチャンスとなります。
(※私の場合は少なくとも指標後15分足が一本立つまではENはしません。)
そして指標後、特に価格が大きく動くこともなかったため、15分足が一本確定したところでショートEN!!!
・・・する直前に、自分が想定した利確目標の前にあるキリ番145.000が気になりました。
なぜか気になった145.000のキリ番
この145.000が気になった時点で私はENを見送りました。
「このキリ番は抜けて、144.750を目指すだろう。」という確証を得られなかったからです。
本日は21:30に雇用統計もあったため、値動きが中途半端になるかな?と考えたのも理由の一つです。
結果は・・・
結果としては見送り後、思惑通り下方向へ。
145.000はすんなり抜け、144.800付近で反転しました。
あとから考えれば、「とりあえずショートを打って、プライスアクションを見ながら利を伸ばしていく。」と言う戦略もあったなと気づきました。
しかし、EN時点でその戦略(シナリオ)を思いつかなかったのであれば、ノートレード(見送ること)がトレーダーとしては正解です。
例えば私の場合は、利確目標である145.000と144.750に完全に意識を持っていかれており、144.800で腹八分で利確するという思考が完全に抜けていました。
結局、迷っている時点でメンタルはブレています。
そのような心理状況でのトレードは、たとえ勝ったとしてもマイナスです。
なぜなら人間は、記憶を自分の都合よく修正する生き物だからです。
悩んだ結果、勝つトレードってすごく気持ち良いです。
アドレナリン全開で自分が相場を支配したかのような感覚を覚えます。
「勝った!これが自分の得意トレードだ!もう負けない!」みたいに記憶しちゃう可能性がものすごく高いです。(たとえまぐれトレードでも・・・)
そういう記憶を積み重ねて、トレードを繰り返してもトータルでは必ず負けます。
たまたま勝てたトレードを自分の都合よく記憶しちゃってるだけだからです。
相場には原理原則があって、それに沿ったトレードだけが勝てるトレードです。
自分の記憶が都合よく作った得意トレードなんて、相場様に相手にもされません。
人間の記憶は曖昧で勝手なモノだと理解しておくこともトレーダーとしては大切です。
(記憶について気になる人は「選択的記憶」でググってみてください^^)
まとめ
今回の記事では
- 2019年5月3日のGBPJPYの相場解説
- トレードを見送ることの大切さ
以上2つについて解説しました。
トレーダーのスタイルというのは人それぞれです。
勝率、リスクリワード、月間獲得pips、何を重視するかに正解はありません。
どんなトレーダーになるのかを選択するのはトレーダー自身です。
ただし共通項として、自分のトレードスタイルを確立するには学習が必要不可欠です。
ただギャンブルのようにトレードを続けているだけでは、トレーダーとしての成長はありません。
迷いながらトレードをするのではなく、ノーポジションで冷静に相場と向き合える位置を保つ。
そして、今後のスキル向上のために学習としてチャートを分析する。
そういう姿勢でトレード(FX)と向き合う姿勢こそが大切だと思いませんか?^^
今回の記事があなたのFXトレードスキル向上のきっかけになれば幸いです。