日足レンジ相場ではゴールの見極めが重要!避けるべき環境とは?
やまだです^^
今回は日足レンジ環境について解説します。
特に
- 日足レンジで避けるべきポイント
- なぜそこを避けるべきなのか
について重点的に解説します。
解説に用いるチャートは、2019年11月20日のGBPJPYチャートです。
GBPUSDチャート
日足チャート
日足レンジで避けるべきポイントとはどこでしょうか?
さっそく結論からお伝えします。
答えは上記チャートのような環境です。
つまり日足レンジ上限付近の環境ですね。
特にロング目線でのトレードは避ける方が無難です。
GBPUSDは日足レベルでレンジ(水色ボックス部分)になっています。
そして、価格がレンジ上限にあるため価格の動きが不安定な相場環境です。
ただ日足だけで見ると、簡単にレンジと認識できますよね。
実は気を付けなくてはいけないチャートは日足の下位足である4時間足チャートです。
では、4時間足チャートを見てみましょう。
4時間足チャート
GBPUSDの4時間足チャートです。
4時間足レベルで見るとキレイな上昇ダウトレンドを形成しています。
4時間足チャートだけで見ると間違いなく上目線でシナリオを考える形です。
しかし、前述したようにこのポイントは、日足レンジ上限部分となっています。
そのため、日足レンジ上限付近で大きめの上ヒゲを付けて価格が下落しました。
そのあとは4時間足の上昇ダウトレンドも崩しレンジ環境になりました。
なぜ4時間足の上昇トレンドが終わったのでしょうか?
それは日足レンジ上限に価格が達したことで、そこが一旦の市場のゴールとなったからです。
レンジ上限や下限と言った局面が価格が不安定になりやすいです。
何故なら、
- 日足下限から買いポジションを持ったトレーダーの利食い
- 日足上限から逆張りで売りエントリーをしかけるトレーダーの存在
- 大きな資金力を持った大口の投資家
以上のような要素があるからです。
勝つためのトレードの必須条件は、価格の変動(波の動き)が分かりやすいところだけに絞ること、です。
このような理由から、日足のレンジ上限や下限は、たとえ下位足がトレンドを形成していても、トレードを避ける方が無難な環境と言えます。
まとめ
私たちデイトレードは、基本的に4時間足チャートを軸にトレードを考えます。
そのため、基本戦略は4時間足のトレンドに乗ったトレードを考えることです。
しかし、日足の局面(レンジ上限下限)などでは、たとえ4時間足がキレイなトレンドを形成しても思い通りに価格が動いてくれないことがあります。
そのため、こういった局面ではトレードは避ける方が無難です。
逆にこう言った局面で考えるべき次のトレードシナリオも存在ます。
それはまた次の機会に・・・・^^
今回も最後まで記事を読んで頂きありがとうございました。
明日も良いトレードライフを過ごしましょう^^